Translate

2013年6月22日土曜日

窒素発生装置(PSA)

こんにちは!

炉の製作及び、静岡県内営業を担当している宇佐美と申します。

当社では工業炉をメインに販売しておりますが、炉に付属する製品も販売しております。
今回はその中から、窒素発生装置をご紹介いたします。

アルミ溶湯中のガスや酸化物除去の為の溶湯処理に窒素ボンベのガスを使用しているお客様がいらっしゃいます。
しかし、ボンベの代わりに窒素発生装置を導入することでコストダウンに繋がるケースもあります。


下記は例えですが…

窒素をボンベにて供給しており、年間窒素購入金額は仮に約500万円の場合。

試算条件
年間稼働24時間×250日、窒素使用量70L/min、
年間窒素使用量25,200㎥、窒素単価200円/㎥



今回ご紹介いたします窒素発生装置をご導入された場合。
窒素発生装置、配管工事、バッファタンク等のイニシャルコストが約800万円、ランニングコストは電気代約40万円/年、メンテナンス代約60万円/年です。




窒素ボンベと窒素発生装置のランニングコスト差が約400万円/年で、イニシャルコストは約800万円なので、約2年間で償却可能です。

※上記は例えであり、実際の金額とは異なります。

当社は窒素発生装置の販売から配管据付等の施工まで一括して行ないますので、迅速な試算が可能です。

メリット額には大小ありますが、気になる方は是非お問い合わせを!

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年6月14日金曜日

アルキープシリーズ 制御盤シグナルタワーの機能について

㈱TOKAI 愛知営業所 西村です。
いつも、御世話に成っております。

今回は、アルキープシリーズのシグナルタワーの機能と効率の良い操業方法をご紹介致します。

ご操業中、シグナルタワーのパトライトが、このように、点滅していることは有りませんか?



黄色パトライトの点滅…(排気温度制御)

これは、煙道タワー部の排気温度が設定値より高いことを示し、主な要因としては、タワー内の材料が空になっている状態です。
煙道タワーの役割は、バーナーの排気熱を利用して材料を予熱し、溶解効率を上げるというものです。
黄色パトライトの点滅が多発する状態で操業を行いますと、煙道タワー部内の耐火材の損傷及びガス消費量が増大する傾向にあります。
煙道内は材料でいっぱいにして操業することにより、省エネになります!
煙道内は材料でいっぱいにして操業することにより、炉体の寿命が延びます!


続きまして、この点滅の状態を、お見かけしていますでしょうか?


緑色パトライトの点滅…(汲出口湯面上限制御)

ご操業時は、湯面を上限制御付近で管理し、湯面上限制御と排気制御とを併用することで、出湯ラドルで配湯されたアルミ溶湯分だけ、必要な分だけ、溶解しつつ、定時定量型の生産が可能となります。

また、溶解バーナーの空焚きも少なくなり、ガス消費量の低減に繋がります!

湯面が低い状態で、現在、操業管理されている場合、まず、湯面上限制御の位置まで、湯面位置を回復させ、ご操業してみては如何でしょうか?
この位置をキープするには・・・やはり、煙道内を材料で満タンに!

少しの操業管理の仕方を変えることで、省エネ操業が可能になります!

では、最後に、赤色パトライトは…!?
お困りの際は、私西村 もしくは貴社営業担当までご一報下さい。

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年6月11日火曜日

炉の安全管理、セキュリティシステム

毎度御世話になっております。
TOKAIの産業機械部東京営業所の石埜です。

今回のテーマはTOKAIのセキュリティシステムについてです。

溶解保持炉を使用されている方で、休日や夜間の誰もいない間に溶解保持炉に異常が発生してしまい、会社に行ったら溶湯が固まっていたら・・・なんて心配は御座いませんでしょうか?

我々、TOKAIの溶解保持炉:アルキープにはオプションでそんな心配を解消してくれるセキュリティシステムが御座います!

その名もTOKAI Industrial Security(TIS)です!

発生した異常を24時間対応のTOKAIのセキュリティセンターが感知し、炉の異常(バーナー失火、ガス圧異常、エアー圧異常、湯レベル異常等)を電送装置により電話回線又はPHS回線を利用して当社の情報センターにて受信し、更にお客様のご指定の連絡先に通報致します。


御利用料金につきましては、TOKAI営業員まで御問い合わせ下さい。
炉と共に安心も追求してみては如何でしょうか。

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年6月5日水曜日

炉修工事!!

産業機械部東京営業所の坂本です。

この業界にたずさわるようになって、早いもので約17年たちました。

自分ではまだまだ若いと思っていても年齢からすると

ベテランの域に達しています。(体も大きくなりましたが・・・)

十何年炉修工事の仕事をしていて、酸化物がつきづらい

築炉材が無いか、日々考えています。

今私が薦めるのはパッチング材 PH-18-STWです。






写真は施工後です。

このパッチング材を使用することにより酸化物が付着しても簡単に除去できるように

なりました。

定期的にメンテナンスを組んで、このパッチング材を使用していけば、炉の寿命を延ばして

いくことが可能です。

ご要望は坂本まで御願い致します。

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部