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2013年6月14日金曜日

アルキープシリーズ 制御盤シグナルタワーの機能について

㈱TOKAI 愛知営業所 西村です。
いつも、御世話に成っております。

今回は、アルキープシリーズのシグナルタワーの機能と効率の良い操業方法をご紹介致します。

ご操業中、シグナルタワーのパトライトが、このように、点滅していることは有りませんか?



黄色パトライトの点滅…(排気温度制御)

これは、煙道タワー部の排気温度が設定値より高いことを示し、主な要因としては、タワー内の材料が空になっている状態です。
煙道タワーの役割は、バーナーの排気熱を利用して材料を予熱し、溶解効率を上げるというものです。
黄色パトライトの点滅が多発する状態で操業を行いますと、煙道タワー部内の耐火材の損傷及びガス消費量が増大する傾向にあります。
煙道内は材料でいっぱいにして操業することにより、省エネになります!
煙道内は材料でいっぱいにして操業することにより、炉体の寿命が延びます!


続きまして、この点滅の状態を、お見かけしていますでしょうか?


緑色パトライトの点滅…(汲出口湯面上限制御)

ご操業時は、湯面を上限制御付近で管理し、湯面上限制御と排気制御とを併用することで、出湯ラドルで配湯されたアルミ溶湯分だけ、必要な分だけ、溶解しつつ、定時定量型の生産が可能となります。

また、溶解バーナーの空焚きも少なくなり、ガス消費量の低減に繋がります!

湯面が低い状態で、現在、操業管理されている場合、まず、湯面上限制御の位置まで、湯面位置を回復させ、ご操業してみては如何でしょうか?
この位置をキープするには・・・やはり、煙道内を材料で満タンに!

少しの操業管理の仕方を変えることで、省エネ操業が可能になります!

では、最後に、赤色パトライトは…!?
お困りの際は、私西村 もしくは貴社営業担当までご一報下さい。

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部