2011年~2013年の節電行動の変化
2011年は大震災が発生した年で
あることから、緊急対策として一部我慢を強いられるような節電が実施されました。
2012年は2011年の経験を活かした効率
的な省エネ対策が実施され、無理のない対策で節電目標をクリアできた1年でした。
2013年においては、過去2年の取組が定着したこともあり、いずれの電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3%以上を確保できる見通しとなっております。
しかし、化石燃料コストの上昇や電力料金の値上げなど経営への影響に備えた節電の取組が望まれます。
節電対策案のご紹介
- 「シフト」による対策例
節電要請の出ている時間を意識したピーク需要の回避
・空調(冷暖房)時間の見直し
・ピーク需要時の操業の停止等調整
・平日から休日への操業シフト
- 「カット」による対策例
従来の無駄の排除や効率的な運転等
・冷暖房設定温度の見直し
・温水供給温度の低減
・圧縮空気の供給圧力設定の低減
・蒸気配管保温等
、断熱強化による空調負荷低減
- 「チェンジ」による対策例
電気以外のエネルギーへの変換、高効率機器への転換
<照明>
・高効率蛍光灯、
LEDへの交換
<空調>
・ガス空調の
有効利用
<生産>
・自家発電の活用
- 「エネルギーマネジメント」による対策例
見える化やデマンドコントローラ、BEMS(ビルエネルギー管理システム)等の活用