再び中国語ですみません。前回の上海に続き、今回も中国ネタです。
6月19日~22日まで、仕事で中国の大連に行って参りました。
大連では、マグネシウム溶解炉標準モデル用の坩堝を量産しております。
円安のせいか、海外向け物件の受注が良好で、今年度に入り100個程度生産しております。
今回はこの坩堝の輸入前検査を行ってきました。
大連は緯度が高く日本よりも住み心地のよい気候とのことですが、日中は30℃以上に達し
炎天下の中での検査は、事務仕事に慣れた体にはハードでした。
工場では日本人が来ると言うことから、お約束の「熱烈歓迎」モード全開で、豪華な昼食を振る舞っていただきました。
日本では高級な海鮮料理がズラズラと・・・海外出張の楽しみの一つだったりします。
最終日は、取引先の輸出倉庫を見学してきました。主な業務は倉庫業&輸出前の検品代行とのこと。
アパレルが主体とのことで、全くの異業種でした。
6月というのに日本向けのダウンを数十名の女性スタッフが検品している様子は、中国のイメージそのままでした。
検品による不良率は30%にも上るとのことです。30%も不良品となると工業炉の業界では明らかに赤字転落です。アパレルの原価ってどんな物なのでしょうか・・・
最初のコメントで、円安による海外向け物件の好調と記載しましたが、仕入れ業務を行う立場からすると円安は仕入れコストのUPの要因です。円安もほどほどにしていただきたい今日この頃です。