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2013年8月5日月曜日

排熱回収バーナー

皆さんこんにちは!
愛知営業所の田中です。

少しネタは古いですが前回5月の投稿の時の約束ですので、排熱回収バーナーの報告を・・

アルキープの保持バーナーを従来のノズルミックスバーナーから、熱交を内蔵した排熱回収式のバーナーにリプレース。(該炉の保持アルミ容量は約3トン、バーナーは20万kcal/h)

結果は・・
「操業時;30.4% 休日保持時;25.4%の削減」となりました。

操業時の方が、より効果が出ているのは、排ガスの回収率の差によるものです。溶解中は溶解室に材料が相応に充填されており、また溶解バーナーが燃焼していますので、保持室の排ガスが沢山バーナーに戻ってきているんですね。
そういうことから勘案すると、ノーマルバーナーでも溶解室に材料が沢山充填されていれば、それなりに保持バーナーの燃費は良くなるんですね。
やはりタワー式の溶解保持炉は、タワー内の材料充填することが肝であると改めて感じた次第です。

何れにしても、この結果から年間約200万円のガス代削減、同じく53トンものCO2削減の効果が出る見込みで、お客様から他ラインへのヨコテンを依頼された次第です。

最前線で頑張ったN君、お疲れ様!ありがとう!