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2013年11月27日水曜日

SiC溶湯フィルターのご紹介

ダイカスト、グラビティ鋳造で、異物(ハードスポット)でお困りになったことはございませんでしょうか?


今回ご紹介致しますのは、アルミ溶解保持炉用の溶湯フィルターです。

材質はSiCのため、高温に耐え、溶湯汚染もありません。

15μmのまでの異物を95%以上除去する能力を有しています。

異物対策に苦慮している、または今後対策をしなければならないという課題をお持ちのお客様は、是非ご一考ください。
















2013年11月13日水曜日

モジュール化

皆さんこんにちは 愛知営業所の田中です。
今回は昨今製造業、特に自動車業界で謳われる「部品のモジュール化」について少しかじりたいと思います。
今週の日経ビジネス(2013.11.11号)にも【動き出す「モジュール化」再編】なる記事がありました。
何でも自動車業界では2つのモジュール化が急速に進んでおり、自動車とは異業種の部品メーカーがカーメーカー出資のグループ会社を買収する、今後トヨタ系列でも中小零細企業まで再編が進む、など非常に興味深いものでした。
記事は「モジュール化という大波に乗らなければ、日本の部品に未来はない」という結びで締めていました。

そもそもモジュールとは、何ぞや?

イメージは何となくあるのですが、一応調べてみよう!ということで、以下ウィキペディアです。
 「モジュールとは、工学などにおける設計上の概念で、システムを構成する要素となるもの。いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のこと。 入出力を絞り込み、標準化することで、システム開発を「すり合わせ」から「モジュールの組合わせ」にすることが出来る。」

うーん・・ ちょっとピンとこないと思うので、自動車を例にもう少し噛み砕きます。
子供が遊ぶブロックを想像して下さい。 そのブロックは結構高級なので、いつものボディやタイヤの他に、エンジンや足回りなど結構細かい自動車の主要パーツも何種類か入っており、その組み合わせ方で無限のバリエーションが出来ちゃう。
噛み砕き過ぎましたが、大体こんなイメージです。

元々自動車はエンジンなどの走行性、振動が少なく乗り心地を良くするといった性能を確保するために、部品と部品の関係を微調整する「すり合わせ型」の典型的な製品と言われていました。
しかしこのように部品間の細微な調整を一々していると、開発に掛かる時間、労力、コストが掛かります。
更に各々の部品を作る会社が違うので、それを纏める方(完成品メーカー)も大変です。
そこで「エンジンの吸気ユニット」「制御を含めたモーターユニット」といったように、いくつかの部品を組み合わせた半完成品をあらかじめ何種類か設計・標準化しておいて、その組み合わせで数多くのバリエーションの完成車を作ってしまおう、という発想がモジュール化です。

このモジュール化ができれば、性能を維持しつつコストの低減、投資の低減、開発期間の短縮、生産時間の短縮も実現できると言われています。
我々が製作する工業炉も、車のボディにあたる缶体や築炉、エンジンにあたるバーナーなどの加熱装置といったモジュール単位で設計製作してゆく必要もありそうです。
最近アルキープではバーナーを制御する「燃焼ユニット」を標準化しました。



従来ガス元・エア元位置からバーナーまでは、都度すり合わせしながら電磁弁などの制御機器や配管を組付けていたものを、一元的に既製ボックスタイプでパッケージングしました。
当然これもモジュール化の一つであり、前述したような生産時間の短縮など効果も出ています。
自動車の例に倣えば、この燃焼ユニットを最大限に活かすバーナーも必要ですし、そのバーナーを受ける本体の器もモジュール化し、そのモジュールの組み合わせで顧客ニーズを満足できる完成品をバリエーション多く提供する・・

ちょっと難しくなってしまったので、あとは社内でじっくり検討します。
何事も一筋縄ではいきませんね

2013年11月7日木曜日

バーナー燃焼教育

当社では、工業用事業部の若手社員を中心に年1回、バーナーの燃焼教育を行っています。
今年は昨日実施しました。



バーナーが着火しないようトラップを設け、何故着火しないのか?考えてながらバーナーを触ってもらいます。
日々、技術力向上に努めてまいります。

2013年11月1日金曜日

おもてなし

海外ネタ3連発だった安本です。

このブログ、更新が滞り気味ですが現在、メイン商品アルキープの動画取扱説明をブログネタにしようと、社員一丸となって動画を集めております。
編集は私がメインで行いますので、今後のネタにはご期待ください。

今回は、グループ会社ネタです。
静岡県内のかたはご存じかと思いますが、(株)TOKAIという会社はいろんな事業を行っています。その中で、今回はブライダル事業を紹介!

静岡駅北口の正面に葵タワーがございます。
このビルの一角がグループ会社の「グランディエールブケトーカイ」です。
グループ会社が運営している為、会議や宴会などでは利用させていただいております。

10月28日は年2回有る事業部会議でした。
会議の後は、恒例の懇親会、毎度、楽しみにしていることですが、料理はおいしく、24階からの眺めも最高です。
この日は曇っていたため見えませんでしたが、晴れると富士山も見ることができます!



そんな懇親会で、今回のホールスタッフのサービスに驚きました。

ホールの正面にはひな壇があります。
社員が順に仕事の誓いを述べるわけですが、社員がひな壇に上る前にマイクスタンドの高さを合わせ、マイクの前に立つときには、微調整だけ行い、話し始める前には、姿を消していました。
社員が歩いている間に、身長からスタンド高さを割り出して、高さ調整する手際の良さに少し感動です。

あと、お酒を配るウエィター。
「お酒どうします?同じ飲み物でよろしいでしょうか?」
と尋ねられ、「お願いします」と答えた後、空のグラスをかたづけた1秒後にスーッと新しいグラスが置かれました。
動作は速いのですが、音も立てずに・・・3回同じことをされて、3回ともびっくりです。

以前はこんなこと感じませんでしたが、スタッフのプロ意識なのでしょうか?
私たちもお客様相手にサービスを行う仕事です。
あっと驚くような悦びを提供できるようがんばりたいと思いました。