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2013年12月17日火曜日

RFMラドルの御提案

御世話になっております。
TOKAI産業機械部東京営業所の石埜です。

皆様、「ラドルを落として割ってしまった」「溶湯品質をより向上させたい」「炉の省エネをしたい」
等の御悩みはありませんでしょうか。


今回御紹介させていただきますのは、株式会社パイロテック・ジャパン御中のRFMラドルです。




このラドルは、複合セラミック材料を使用しており

①熱衝撃に強く予熱は水分を飛ばす程度で十分
②機械的衝撃を吸収することができる為、クラックが入っても欠落がなく
 そのクラックでラドルの寿命が終わらない
③溶湯に侵食されにくく、高品質の製品の鋳造に最適
④密度が鋳物ラドルにくらべ小さい為、溶解保持炉から奪う熱量が少なく省エネにつながる

※耐熱温度:780℃

等の特徴が御座います。

各ダイカストマシンに取付可能で御座います。
特注品の制作も可能です。

御興味のある方は是非一度御試しください。

御要望は各担当者まで御願い致します。


2013年12月13日金曜日

PBXの燃焼調整

横井機械工作所PBX燃焼調整方法のご紹介

バーナーの失火でお困りな方はおりませんでしょうか?

パイロットバーナー点火方式はパイロットバーナーの調整が非常に重要です。

正常な燃焼状態に調整すれば、失火の回数を大きく減らせます。

動画をご確認頂き、失火対策等のご参考にして下さい。

(写真をクリックしてください)



お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年11月27日水曜日

SiC溶湯フィルターのご紹介

ダイカスト、グラビティ鋳造で、異物(ハードスポット)でお困りになったことはございませんでしょうか?


今回ご紹介致しますのは、アルミ溶解保持炉用の溶湯フィルターです。

材質はSiCのため、高温に耐え、溶湯汚染もありません。

15μmのまでの異物を95%以上除去する能力を有しています。

異物対策に苦慮している、または今後対策をしなければならないという課題をお持ちのお客様は、是非ご一考ください。
















2013年11月13日水曜日

モジュール化

皆さんこんにちは 愛知営業所の田中です。
今回は昨今製造業、特に自動車業界で謳われる「部品のモジュール化」について少しかじりたいと思います。
今週の日経ビジネス(2013.11.11号)にも【動き出す「モジュール化」再編】なる記事がありました。
何でも自動車業界では2つのモジュール化が急速に進んでおり、自動車とは異業種の部品メーカーがカーメーカー出資のグループ会社を買収する、今後トヨタ系列でも中小零細企業まで再編が進む、など非常に興味深いものでした。
記事は「モジュール化という大波に乗らなければ、日本の部品に未来はない」という結びで締めていました。

そもそもモジュールとは、何ぞや?

イメージは何となくあるのですが、一応調べてみよう!ということで、以下ウィキペディアです。
 「モジュールとは、工学などにおける設計上の概念で、システムを構成する要素となるもの。いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のこと。 入出力を絞り込み、標準化することで、システム開発を「すり合わせ」から「モジュールの組合わせ」にすることが出来る。」

うーん・・ ちょっとピンとこないと思うので、自動車を例にもう少し噛み砕きます。
子供が遊ぶブロックを想像して下さい。 そのブロックは結構高級なので、いつものボディやタイヤの他に、エンジンや足回りなど結構細かい自動車の主要パーツも何種類か入っており、その組み合わせ方で無限のバリエーションが出来ちゃう。
噛み砕き過ぎましたが、大体こんなイメージです。

元々自動車はエンジンなどの走行性、振動が少なく乗り心地を良くするといった性能を確保するために、部品と部品の関係を微調整する「すり合わせ型」の典型的な製品と言われていました。
しかしこのように部品間の細微な調整を一々していると、開発に掛かる時間、労力、コストが掛かります。
更に各々の部品を作る会社が違うので、それを纏める方(完成品メーカー)も大変です。
そこで「エンジンの吸気ユニット」「制御を含めたモーターユニット」といったように、いくつかの部品を組み合わせた半完成品をあらかじめ何種類か設計・標準化しておいて、その組み合わせで数多くのバリエーションの完成車を作ってしまおう、という発想がモジュール化です。

このモジュール化ができれば、性能を維持しつつコストの低減、投資の低減、開発期間の短縮、生産時間の短縮も実現できると言われています。
我々が製作する工業炉も、車のボディにあたる缶体や築炉、エンジンにあたるバーナーなどの加熱装置といったモジュール単位で設計製作してゆく必要もありそうです。
最近アルキープではバーナーを制御する「燃焼ユニット」を標準化しました。



従来ガス元・エア元位置からバーナーまでは、都度すり合わせしながら電磁弁などの制御機器や配管を組付けていたものを、一元的に既製ボックスタイプでパッケージングしました。
当然これもモジュール化の一つであり、前述したような生産時間の短縮など効果も出ています。
自動車の例に倣えば、この燃焼ユニットを最大限に活かすバーナーも必要ですし、そのバーナーを受ける本体の器もモジュール化し、そのモジュールの組み合わせで顧客ニーズを満足できる完成品をバリエーション多く提供する・・

ちょっと難しくなってしまったので、あとは社内でじっくり検討します。
何事も一筋縄ではいきませんね

2013年11月7日木曜日

バーナー燃焼教育

当社では、工業用事業部の若手社員を中心に年1回、バーナーの燃焼教育を行っています。
今年は昨日実施しました。



バーナーが着火しないようトラップを設け、何故着火しないのか?考えてながらバーナーを触ってもらいます。
日々、技術力向上に努めてまいります。

2013年11月1日金曜日

おもてなし

海外ネタ3連発だった安本です。

このブログ、更新が滞り気味ですが現在、メイン商品アルキープの動画取扱説明をブログネタにしようと、社員一丸となって動画を集めております。
編集は私がメインで行いますので、今後のネタにはご期待ください。

今回は、グループ会社ネタです。
静岡県内のかたはご存じかと思いますが、(株)TOKAIという会社はいろんな事業を行っています。その中で、今回はブライダル事業を紹介!

静岡駅北口の正面に葵タワーがございます。
このビルの一角がグループ会社の「グランディエールブケトーカイ」です。
グループ会社が運営している為、会議や宴会などでは利用させていただいております。

10月28日は年2回有る事業部会議でした。
会議の後は、恒例の懇親会、毎度、楽しみにしていることですが、料理はおいしく、24階からの眺めも最高です。
この日は曇っていたため見えませんでしたが、晴れると富士山も見ることができます!



そんな懇親会で、今回のホールスタッフのサービスに驚きました。

ホールの正面にはひな壇があります。
社員が順に仕事の誓いを述べるわけですが、社員がひな壇に上る前にマイクスタンドの高さを合わせ、マイクの前に立つときには、微調整だけ行い、話し始める前には、姿を消していました。
社員が歩いている間に、身長からスタンド高さを割り出して、高さ調整する手際の良さに少し感動です。

あと、お酒を配るウエィター。
「お酒どうします?同じ飲み物でよろしいでしょうか?」
と尋ねられ、「お願いします」と答えた後、空のグラスをかたづけた1秒後にスーッと新しいグラスが置かれました。
動作は速いのですが、音も立てずに・・・3回同じことをされて、3回ともびっくりです。

以前はこんなこと感じませんでしたが、スタッフのプロ意識なのでしょうか?
私たちもお客様相手にサービスを行う仕事です。
あっと驚くような悦びを提供できるようがんばりたいと思いました。

2013年10月30日水曜日

アルキープ プール部の清掃

こんにちは 愛知営業所の山本です。
今回はアルキープのプール部の清掃方法について説明致します。
アルキープの最大の特長であるプール部を活かす為に 参考にして頂ければと思います。

まずは、作業する服装から 写真をご参照下さい。



作業服・ヘルメット・安全靴・皮手(軍手)に加え、 保護メガネは必ず着用してください。
炉内からの熱風・アルミの飛散から眼を守ります。

また、炉内を清掃する前に清掃棒を予熱・乾燥して下さい。
清掃棒に水が付着していた場合、溶湯につけた時にアルミが飛散し、大変危険です。

 ~プール部の清掃~





まずは半身の姿勢で、プール部の扉をゆっくり開けてください。
次に清掃棒Bを使いプール部のノロを掻き出してください。
プール部に堆積するノロの除去作業を怠ると、保持室にノロが流れ込み、溶湯品質が低下します。
また、樋部が閉塞して扉から溶湯があふれ出すなど、災害発生の可能性があります!

プール部が綺麗になりましたら終了です。
高品質・高温出湯を行う為に 清掃は直1回以上行ってください!

以上
~メンテ・使用方法等ご不明な点は 下記まで

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年9月25日水曜日

アルミ灰絞り機のご紹介

こんにちは!
㈱TOKAI 愛知営業所 西村です。

夏の暑さも、徐々に和らいでいき、朝晩が冷える時期に突入しました。
しかし、現場ではまだまだ夏が終わらない状況の中ではあります。
体調を崩しやすい時期ですので、皆様もご自愛下さいませ。

さて、今回は『アルミ灰絞り機』のご紹介を致します!

アルミ灰絞り機は、溶解炉のフラックス清掃後のノロを掻き出す時、ノロ受けカートへ移す
代わりに、上記写真の受けへノロを移し、撹拌してアルミ溶湯と残灰に分離せ、自社でアルミ
の再生が出来る機器です。
清掃時に、アルミのインゴットが次々と、生み出されていきます!



現場作業の暑い環境の中ではありますが、普段のノロ掻き出し作業に+α、自社でアルミを再生し、アルミの地金購入削減を目指してみるのは、如何でしょうか?

少しでも、興味が湧いてきましたら、私西村までに、ご相談下さい!(^-^)/~


お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年9月12日木曜日

設備のことならTOKAIへ♪

皆様、こんにちは!(「こんばんは」かもしれませんが・・・)

TOKAI東京営業所の石埜です。

最近、お腹まわりの肉が気になってまいりました。。。苦笑
来年の夏こそは、ガッチリとした体に変身したいと企んでおります。



さて、

TOKAIでは、Total Industrial Concierge、通称TICの精神のもと皆様に総合的な設備提案を行っております。

溶解保持炉や熱処理炉等の工業炉以外でもダイカスト周辺設備・空調関係・太陽光発電システムetc...

様々な設備を御紹介させていただくことができます!


困ったときはTOKAIへ!
困らなくてもTOKAIへ!


御客様の力になれる様、日々活動しております!

こちらのカタログは、ほんの一部です。





気になる商品がございましたら、御連絡いただければ即対応させていただきます!


お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年9月9日月曜日

総合的なエネルギーのご提案

(株)TOKAI 産業機械部 東京営業所 大久保です。
今年の4月より東京営業所に転勤となりました。
50歳にして始めての東京住まいで、公私ともに皆様に助けていただいております。

産業機械部に関わっていただいております皆様のTOKAIのイメージは「工業炉」だと思います。
しかしながら、TOKAIはそもそもガス会社としてスタートした会社です。
今回は工場様向けのLPGについて 紹介させていただきます。

LPGは、都市ガス・重油等と比較しても優れたエネルギーです。

・現在、重油の炉を使用しているが LPG炉に変えて工場内をクリーンにできないか 
・電気代を少しでも減らしたい
・工業炉+LPGを一つの会社任せて 安全性の向上・ランニングコスト下げたい

等の要望あればTOKAI担当者に御相談下さい。
炉だけでなく 総合的なエネルギーの提案をさせていただきます。










お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年9月2日月曜日

AL軽量スクラップ溶解システム

こんにちは 産業機械部 技術課 竹下です。
今回はパイロッテック・ジャパンのAL軽量スクラップの溶解システムをご紹介いたします。


㈱パイロテック・ジャパンは、これまで国内外で100基以上のアルミニウム軽量スクラップ溶解システム(ロータスシステム)を販売しています。
 ロータスシステムの最大溶解量は時間当たり15㌧まで対応しているが、今回新たに小型炉に対応した「ミニロータスシステム」を開発。
同システムの溶解量の目安は時間当たり500~1,000kgとなっています。
 「ミニロータスシステム」は、従来のロータスシステムと同様に、サイドウェルには循環ポンプとロータス槽が設置されている。循環ポンプは、熱い溶湯をロータス槽に常時供給し、きれいな渦巻きを形成しています。
 溶湯循環、スクラップ溶解、ドロス掻き揚げ作業および出湯を間断なく行うことができ、メンテナンスもほとんど必要としません。
定常流の渦巻きの形成により、エアの巻き込みを最小限に抑えてすばやく材料を溶解し、軽量スクラップの歩留りを向上させています。
また、フラックス「カバラル18S」 をスクラップと一緒に投入することにより、ドロス槽表面に溶融塩の層を形成し、ドロス中のアルミニウム分離を促進させてより一層の歩留り向上を図ることができます。
  昨今のニーズの多様化により、小型の炉においてもキリ粉、切削屑、UBC等の複雑な材料を溶解する必要が生じている。長い経験と絶え間ない研究で生み出されたこのロータスシステムに、小型炉対応の「ミニロータスシステム」を組み合わせることにより、様々なニーズに対応可能となっております。

詳細のお問い合わせは当社 竹下もしくは担当者までお願い致します。





お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年8月26日月曜日

アルミT6熱処理炉の実体(製品)温度トレーサビリティー

皆様
残暑お見舞い申し上げます。

私は今夏2回ほど風邪をひいてしまい、
まだ完治はしておりませんが、
日々鼻をかみながら仕事に注力しております。

 さて、今回は、
「アルミT6熱処理炉の実体(製品)温度トレーサビリティー」
についてです。

 アルミのT6処理といえば、
溶体化、焼入、時効化からなる処理ですが、
簡単に言えば製品の機械的強度を上げるものであり、
アルミ合金の種類により、処理温度、処理時間が異なります。

もし、欲する温度と、実際の温度に相違があった場合はどうなるでしょう?
自動車等の保安部品であれば、安全上大変な問題になります。

炉は経年変化しますし、温度センサー、調節計も劣化や狂いが生じます。
そのため、実際の製品処理温度を確認、校正するために、
1年に1回、実体温度測定を実施しています。

 人間の健康診断みたいなもので、実施しておかないと後々取り返しのつかない事に・・・

 実施されていないお客様ありましたら是非ご相談ください。他社炉でもokです。







お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年8月19日月曜日

機械設備のリスクアセスメント

みなさんこんにちは。
静岡技術課の伊藤です。

今回は、簡単にですが、
機械設備のリスクアセスメントについてお話します。

機械設備製造者は、
機械設備が使用されることによる労働災害の発生防止に努めなければなりません。
その為、機械設備を設計・製造する段階でリスクアセスメントを実施し、
リスク低減した安全性の高い設備を使用者に提供する必要があります。

リスクアセスメントは、
機械設備に潜在する危険源を同定し、理論的な手順を踏みながら客観的に評価することにあり、

その結果を活用しALARP(As Low As Reasonably Practicable)の原則に則ったリスク低減プロセスの出発点に位置づけられています。





リスクアセスメントを出発点として理論的リスク低減プロセスを踏むことにより、残留リスクが明確になり、取扱説明書等で残された危険を機械設備製造者から機械設備使用者に伝えることにより、機械設備使用者側が実施するリスクアセスメントのベースとなり、機械設備使用者側におけるリスク低減に貢献できます。

リスクアセスメントに基づくリスク低減プロセスを実施することにより、機械設備使用者におけるメリットだけでなく機械設備製造者においても種々の恩恵が期待できます。以下にその主なものを列挙します。

①機械安全への直接的効果
 1)危険源の顕在化により、漏れなく保護方策が適用できる。
 2)リスク対策の優先順位がきまり、選択的応対が可能になる。
 3)リスクの大きさに対応した合理的な対策が実施できる。
 4)リスクの対象が明確になり、機械設備使用者に則した対策が実施できる。
 5)機械安全の思考過程が明確になり、第三者の理解が容易になる。
 6)国際的な機械安全の方向と整合性がとれる。
②企業経営への直接的効果
 1)安全性の高い機械設備を提供する事により企業イメージの向上が図れる。
 2)安全性差別化による競争力の向上が図れる。
 3)リスクベースの経営的判断が図れる。
 4)製造物責任予防として経営リスクの低減が図れる。
 5)製造物責任防衛としてのドキュメンテーションが確立できる。

当社もリスクアセスメントを実施し、安全性の高い商品をみなさまに提供したいと思います。


資料:中央労働災害防止協会「機械設備のリスクアセスメントマニュアル」

2013年8月5日月曜日

排熱回収バーナー

皆さんこんにちは!
愛知営業所の田中です。

少しネタは古いですが前回5月の投稿の時の約束ですので、排熱回収バーナーの報告を・・

アルキープの保持バーナーを従来のノズルミックスバーナーから、熱交を内蔵した排熱回収式のバーナーにリプレース。(該炉の保持アルミ容量は約3トン、バーナーは20万kcal/h)

結果は・・
「操業時;30.4% 休日保持時;25.4%の削減」となりました。

操業時の方が、より効果が出ているのは、排ガスの回収率の差によるものです。溶解中は溶解室に材料が相応に充填されており、また溶解バーナーが燃焼していますので、保持室の排ガスが沢山バーナーに戻ってきているんですね。
そういうことから勘案すると、ノーマルバーナーでも溶解室に材料が沢山充填されていれば、それなりに保持バーナーの燃費は良くなるんですね。
やはりタワー式の溶解保持炉は、タワー内の材料充填することが肝であると改めて感じた次第です。

何れにしても、この結果から年間約200万円のガス代削減、同じく53トンものCO2削減の効果が出る見込みで、お客様から他ラインへのヨコテンを依頼された次第です。

最前線で頑張ったN君、お疲れ様!ありがとう!


2013年7月24日水曜日

Dalian

你好!我是 TOKAI 的 安本剛敏!

再び中国語ですみません。前回の上海に続き、今回も中国ネタです。
6月19日~22日まで、仕事で中国の大連に行って参りました。

大連では、マグネシウム溶解炉標準モデル用の坩堝を量産しております。
円安のせいか、海外向け物件の受注が良好で、今年度に入り100個程度生産しております。
今回はこの坩堝の輸入前検査を行ってきました。

大連は緯度が高く日本よりも住み心地のよい気候とのことですが、日中は30℃以上に達し
炎天下の中での検査は、事務仕事に慣れた体にはハードでした。

工場では日本人が来ると言うことから、お約束の「熱烈歓迎」モード全開で、豪華な昼食を振る舞っていただきました。
日本では高級な海鮮料理がズラズラと・・・海外出張の楽しみの一つだったりします。



最終日は、取引先の輸出倉庫を見学してきました。主な業務は倉庫業&輸出前の検品代行とのこと。
アパレルが主体とのことで、全くの異業種でした。
6月というのに日本向けのダウンを数十名の女性スタッフが検品している様子は、中国のイメージそのままでした。
検品による不良率は30%にも上るとのことです。30%も不良品となると工業炉の業界では明らかに赤字転落です。アパレルの原価ってどんな物なのでしょうか・・・

最初のコメントで、円安による海外向け物件の好調と記載しましたが、仕入れ業務を行う立場からすると円安は仕入れコストのUPの要因です。円安もほどほどにしていただきたい今日この頃です。

【TIC通信】2013年の節電対策・行動

2011年~2013年の節電行動の変化


 2011年は大震災が発生した年で あることから、緊急対策として一部我慢を強いられるような節電が実施されました。 
 2012年は2011年の経験を活かした効率 的な省エネ対策が実施され、無理のない対策で節電目標をクリアできた1年でした。 
 2013年においては、過去2年の取組が定着したこともあり、いずれの電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3%以上を確保できる見通しとなっております。
 しかし、化石燃料コストの上昇力料金の値上げなど経営への影響に備えた節電の取組が望まれます。 

節電対策案のご紹介


  • 「シフト」による対策例



節電要請の出ている時間を意識したピーク需要の回避 

・空調(冷暖房)時間の見直し
・ピーク需要時の操業の停止等調整
・平日から休日への操業シフト

  • 「カット」による対策例 

 従来の無駄の排除効率的な運転

・冷暖房設定温度の見直し
・温水供給温度の低減
・圧縮空気の供給圧力設定の低減
蒸気配管保温等断熱強化による空調負荷低減 

  • 「チェンジ」による対策例 

電気以外のエネルギーへの変換高効率機器への転換

<照明>
高効率蛍光灯、 LEDへの交換


<空調>
ガス空調の 有効利用


<生産>
自家発電の活用 

  • 「エネルギーマネジメント」による対策例 

見える化デマンドコントローラBEMS(ビルエネルギー管理システム)等の活用 

2013年7月8日月曜日

夏季工事での熱中症対策


株式会社TOKAI産業機械部東京営業所の坂本です。

梅雨も明け、暑い季節がやってまいりました。
そして、夏季工事の時期がやってまいります。
私が入社して依頼、私が受け持った工事に於いては大きな事故等は起きていませんが、
いついかなる時、何が起こるかはわかりません。

特に今年も猛暑が予想されます。
それで今一番大事になるのは安全対策はもちろんのこと、熱中症対策が必要となります。
下記が対策になります。

出展:厚生労働省 東京労働局

水分・塩分補給をこまめにし、安全第一を心掛け、無事故でこの夏も乗り切ります。

2013年7月1日月曜日

TLC商材 太陽光発電

こんにちは 愛知営業所 山本です。
今回は、先日行いました事業部教育から、太陽光発電のご紹介です。

●太陽光発電

太陽光発電の買取価格:1kW 36円(税抜)
この価格で20年間買取をして貰えます
昨年より買取価格は下がりましたが、買取期間に変更はない為、十分メリットが出ると思います。

申請~工事~運転開始までの期間は約6ヶ月
(100kW:傾斜屋根設置の場合)
24年度末時点で当社施工の太陽光は計4台稼働しています。
(14.3kW~250kW)

写真はそのうちの1台



●ソーラー発電機付蓄電池

ソーラーパネルと100Vコンセントから充電できる蓄電池です。
災害に対する備え、イベントや仮設設備における利用等に利用できます。
容量は80W、280W、720Wがあります。




●ソーラー発電LED照明

コンセントフリー:独立型電源なので配線工事等が不要
メンテナンスフリー:LEDを使用しているため長寿命
ポール付のタイプと既存のポールに付けられるタイプもあるので、ポールがある場合は新たに設置しなくてもOKです。




以上  太陽光商品のご紹介です。

太陽光発電の買取価格は26年度も下がるかも!?

じゃあ太陽光発電いつ付けるの? 今(年)でしょ!?

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年6月22日土曜日

窒素発生装置(PSA)

こんにちは!

炉の製作及び、静岡県内営業を担当している宇佐美と申します。

当社では工業炉をメインに販売しておりますが、炉に付属する製品も販売しております。
今回はその中から、窒素発生装置をご紹介いたします。

アルミ溶湯中のガスや酸化物除去の為の溶湯処理に窒素ボンベのガスを使用しているお客様がいらっしゃいます。
しかし、ボンベの代わりに窒素発生装置を導入することでコストダウンに繋がるケースもあります。


下記は例えですが…

窒素をボンベにて供給しており、年間窒素購入金額は仮に約500万円の場合。

試算条件
年間稼働24時間×250日、窒素使用量70L/min、
年間窒素使用量25,200㎥、窒素単価200円/㎥



今回ご紹介いたします窒素発生装置をご導入された場合。
窒素発生装置、配管工事、バッファタンク等のイニシャルコストが約800万円、ランニングコストは電気代約40万円/年、メンテナンス代約60万円/年です。




窒素ボンベと窒素発生装置のランニングコスト差が約400万円/年で、イニシャルコストは約800万円なので、約2年間で償却可能です。

※上記は例えであり、実際の金額とは異なります。

当社は窒素発生装置の販売から配管据付等の施工まで一括して行ないますので、迅速な試算が可能です。

メリット額には大小ありますが、気になる方は是非お問い合わせを!

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年6月14日金曜日

アルキープシリーズ 制御盤シグナルタワーの機能について

㈱TOKAI 愛知営業所 西村です。
いつも、御世話に成っております。

今回は、アルキープシリーズのシグナルタワーの機能と効率の良い操業方法をご紹介致します。

ご操業中、シグナルタワーのパトライトが、このように、点滅していることは有りませんか?



黄色パトライトの点滅…(排気温度制御)

これは、煙道タワー部の排気温度が設定値より高いことを示し、主な要因としては、タワー内の材料が空になっている状態です。
煙道タワーの役割は、バーナーの排気熱を利用して材料を予熱し、溶解効率を上げるというものです。
黄色パトライトの点滅が多発する状態で操業を行いますと、煙道タワー部内の耐火材の損傷及びガス消費量が増大する傾向にあります。
煙道内は材料でいっぱいにして操業することにより、省エネになります!
煙道内は材料でいっぱいにして操業することにより、炉体の寿命が延びます!


続きまして、この点滅の状態を、お見かけしていますでしょうか?


緑色パトライトの点滅…(汲出口湯面上限制御)

ご操業時は、湯面を上限制御付近で管理し、湯面上限制御と排気制御とを併用することで、出湯ラドルで配湯されたアルミ溶湯分だけ、必要な分だけ、溶解しつつ、定時定量型の生産が可能となります。

また、溶解バーナーの空焚きも少なくなり、ガス消費量の低減に繋がります!

湯面が低い状態で、現在、操業管理されている場合、まず、湯面上限制御の位置まで、湯面位置を回復させ、ご操業してみては如何でしょうか?
この位置をキープするには・・・やはり、煙道内を材料で満タンに!

少しの操業管理の仕方を変えることで、省エネ操業が可能になります!

では、最後に、赤色パトライトは…!?
お困りの際は、私西村 もしくは貴社営業担当までご一報下さい。

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部

2013年6月11日火曜日

炉の安全管理、セキュリティシステム

毎度御世話になっております。
TOKAIの産業機械部東京営業所の石埜です。

今回のテーマはTOKAIのセキュリティシステムについてです。

溶解保持炉を使用されている方で、休日や夜間の誰もいない間に溶解保持炉に異常が発生してしまい、会社に行ったら溶湯が固まっていたら・・・なんて心配は御座いませんでしょうか?

我々、TOKAIの溶解保持炉:アルキープにはオプションでそんな心配を解消してくれるセキュリティシステムが御座います!

その名もTOKAI Industrial Security(TIS)です!

発生した異常を24時間対応のTOKAIのセキュリティセンターが感知し、炉の異常(バーナー失火、ガス圧異常、エアー圧異常、湯レベル異常等)を電送装置により電話回線又はPHS回線を利用して当社の情報センターにて受信し、更にお客様のご指定の連絡先に通報致します。


御利用料金につきましては、TOKAI営業員まで御問い合わせ下さい。
炉と共に安心も追求してみては如何でしょうか。

お問い合わせ先
株式会社TOKAI 工業用事業部 産業機械部